刃物は硬いと寿命は延びますが異物が混入すると刃物が破損し、軟らかいと破損は回避できますが、刃物の摩耗により寿命は短くなります。長年、破砕刃の製作と共に刃物材質の開発を進め、製鉄メーカーの情報技術を取り入れ、切断性に優れ、割れ難く、欠け難い材質と熱処理技術を開発し、使用実績を積み上げてまいりました。

多軸式破砕機（二軸式、三軸式、四軸式）

基本的には紙シュレッダーと同様で破砕刃互いに内回転する軸に取付けられています。
破砕刃を通過するのは１回のみで（破砕刃取付け軸の本数によって異なります）破砕粒度は刃物の厚さで決まり、薄いほど粒子は細かくなります。
他に破砕物によって刃物枚数、フック数、高さ、厚み、熱処理、表面硬装の必要性。一般的には低速回転のものが多く、騒音や粉塵が控えられています。また過負荷を感知すると反転するものもあります。

一軸式破砕機

一軸式には回転刃と固定刃があります。回転刃は軸に取付けられたローターに取付け回転します。固定刃はくし状のものが多く（異なる形状もある）破砕室内に固定されています。固定刃は破砕面をローテンションすることによって（ブロックタイプの場合）長期間使用できます。

粉砕刃